マラソンのベストタイムが更新されるように、自分の中国語レベルが上がっていくのはうれしい!
まとめると、
HSK4級→中国人の彼女ができる!
HSK5級→中国で就職できる!
HSK6級→中国でトライアスロン大会に出られる!
です。
1年目
- 大学で、必修単位であった第二外国語として中国語を選択した。週に3時間の講義。
- 選択理由は春秋戦国時代や三国志の小説が好きだったため。
- 文法をだいたい覚えたレベル。
2年目
- 勉強しなかった。
3年目
- 大学で、中国語中級を履修。週1時間。HSK4級240分取得。
4-5年目
- iknowで、単語を時々勉強した。
- 所属した研究室のメンバーの半分が中国人であった。(日本の大学なのに、だよ!)彼らとのコミュニケーションはほぼ英語で取っていた。
- 研究室内での中国人同士の中国語での会話は全く聞き取れず、またそれが大きい声であったのでストレスを感じていた。
6年目
- 研究室の中国人メンバーと、簡単な内容は中国語でコミュニケーション取れるようになっていた。(私は牛丼屋に行ってくる。牛丼買ってきて欲しい人いる?など)
- 研究室内での中国人同士の会話は、話題は何とか聞き取れるようになり、中国語を聞くと感じるストレスはなくなっていた。
- 私の中国語の発音が可愛くて3歳児のようだとからかわれていた。
7年目
- 大学の研究室にいた中国人(現妻)と交際を始める。
- 交際開始3ヶ月はお互い主に英語で話していたが、その後は英語と日本語混じりの中国語で話すようになる。
- 社会人生活スタート、現妻と平日はWeChatで5-20分/日の会話、土日はほぼ一緒に過ごす。
8年目
- WeChatで現妻と5-20分/日の会話。英語と日本語混じりの中国語。
- 交際していた中国人(現妻)が中国に帰る。
9-12年目
- 仕事で忙殺状態で、中国語を勉強しなかった。
- WeChatで現妻と5-20分/日の会話。英語と日本語混じりの中国語。
- 12年目にHSK5級227分取得。
13年目
- 勤めていた会社を退社(正確には職が見つかるまで「休職」扱い)し、現妻のいる中国青島に転がり込み、結婚・就職活動。
- 中国に来た直後は、妻以外の中国語は、ほぼ聞き取れない状態であった。
- 危機感を感じ、外国大学生用の中国語学校へ平日3時間の講義に2ヶ月通う。言いたいことがスムーズに言えるようになった。女性の先生で、女性の中国語は聞き取れるようになった印象を持った。
- 現地の日系会社に就職した。同僚の中国人(男性)とは英語混じりの中国語でコミュニケーションをしていた。男性の中国語も少しは聞き取れるようになった。
- 会話を聞き取るためにはその人の声に慣れる必要があると感じた。初めて会う妻の同僚との食事会に参加しても、何を話しているかわからない(話題すらわからない)状態であった。
14年目
- 中国人の同僚とは、ほぼ中国語のみでコミュニケーションを取れるようになった。
- 日本語ができる中国人上司が、私に対して中国語を使うようになった。
- 妻の両親と一緒に生活するようになった。家の中では妻たちが方言でしゃべるので何を言っているかわからなかった。
- 妻出産時、看護師や医者が言っていることが理解できないことがあった。(分娩室で人工破水の同意書類にサインを求められるも、細かいことは何を言っているかわからなかった。)
- 初めて会う妻の同僚とも、日常会話はできるようになった。
- 中国語の小説「三体」を読み始めるも、30ページで挫折。
- 英語を喋ろうとすると、頭に中国語の単語が浮かんできて邪魔をするようになった。
15年目
- 現地のトライアスロンクラブに加入して、妻の友達や職場の同僚以外で初めて友達ができた。WeChatを通じた練習内容や知識の共有が、中国語でできるようになった。
- 妻無しでひとりで遠出できるようになった。中国語へのコンプレックスが解消したのが大きいと感じる。(トライアスロンクラブの年会参加、友達から紹介されたバンドへの参加)
- HSK6級202分取得。
- 初めて会う妻の同僚とも、わりとスムーズに日常会話ができるようになった。彼らの仕事の話になると、話題についていけない。
- 妻や妻の両親が方言で喋っていても、聞き取れるようになった。私は方言では喋れない。
- 地方へ行って方言(妻達の方言とは違う方言)がバリバリの人と話すと、話題がやっとわかる程度で、細かい話がわからない。
- 妻の評価では、語彙レベル的には現地人の6歳児程度かそれ以下とのこと。
- 英語の勉強をしていないのに、英語が以前よりスラスラ言えるようになった気がする。英語をしゃべるときに、頭に中国語の単語が浮かんで来る頻度も減った。
- 英語がスムーズに言えるようになったのは、中国語と英語の語順が一緒で、その語順に慣れたからと、「うまく表現できない言い回し」を「表現できる言い回し」にとっさに変えるスキルがついたからだと思われる。